通信画面の説明
この画面からUSBシリアルを使って制御基板への送信を行います 画像の濃淡をレーザーの出力値に変換し送信する特殊な処理も行います
通信画面の説明
ポート |
USB接続したポートを選択します ソフト起動の後から接続した場合は[ポート]の文字をクリックすることで更新します |
通信Open / Close |
通信を開始したり終了したりします(ソフトを終了した場合は自動で閉じます) |
MDI |
単発的な動作を実行します |
消去 |
エラーメーッセージ等を表示したテキスト欄を消去します |
リセット |
リミットSWを踏んだ場合や、不正なコードを送信した場合は動作を停止しますが その際に解除するリセットボタンです 又、動作中の機械を緊急停止する際にも利用できます |
設定ボタン |
機械のパラメーターを設定する画面を表示します |
[X][Y]座標
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現在位置を表示します(動作中のリアルタイム表示には対応していません) 各表示部分をクリックすると現在位置を変更するための入力モードになります [X][Y]の部分をクリックすると、各軸の現在位置がゼロに設定されます
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Homex / HomeY |
各軸の原点復帰を行います |
[開く][閉じる] |
保存してあるNCデータファイルを読込み、又は閉じます |
オーバーライド |
自動送りの動作時、10〜200%の間でオーバーライドを掛けます 先読みされた行は反応しないため、多少のタイムラグがあります |
モーダル表示 |
アブソかインク、G00〜G03、回転速度、送り速度を表示します |
[起動][一時停止] [停止] |
自動運転の起動、一時停止、停止を行います 一時停止は、実行中の行が終了するまでは動作するのでタイムラグがあります (MDIで動作中の場合は停止ボタンではなくリセットボタンを使用してください) |
ジョグ送りボタン |
マウスの左クリックで、XYの各方向へ移動します 右クリック、又は+[Shift]キーで早送り移動します |
リミット解除について 動作中にリミットスイッチを踏んだ場合は、即座に停止し[リセット]ボタンがの表示が赤色に変化します その際は、先ず[リセット]ボタンを押して[CTRL]キーを押しながら回避側のジョグ送りボタンを押して下さい
コントローラー設定説明 通信画面の[設定]ボタンを押すと左側に機械のパラメーター設定画面が表示されます
X、Y軸パルス数 |
各軸が1mm移動するために要するモーターのパルス数を設定します ※1 |
デフォルト送り速度 |
起動時の送り速度を指定します(MDI、プログラム内のF値で変更されます) |
早送り速度 |
最高速度を設定します(機械の特性に合わせて設定してください) |
原点復帰速度 |
原点復帰のときの送り速度を設定します |
加速度 |
ステッピングモーターの加速度を1/100秒単位で設定します ※2
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円弧トレランス値 |
円弧の動作時でも各軸は直線で移動しており、その際の分解能をミリ単位で設定します ※3 |
原点復帰方向 |
原点スイッチを使用した場合の復帰方向を指定します ※4 |
※1 例 モーター1回転=200ステップ マイクロステップ=1/16(200×16=3200/1回転) タイミングプーリー歯数=20 タイミングベルトピッチ=2mm 3200÷(20×2)=80
※2 加速度の値が小さいと送り速度が早いときにモーターが脱調し、値が大きいと移動の際に不要な時間が掛かります 又、脱調するかどうかはモータードライバーの電流調整にも関係します。 最初は大きめの値を設定し、ジョグ送りで早送りを繰り返して脱調しない設定値まで下げて調整を行ってください ※3 円弧トレランス値は右の画像の値です
※4 原点復帰は作業開始時に毎回同じ位置から始める場合に有効ですが LaserDraw-V2には現在位置をゼロにしたり、任意の座標位置に設定する機能があるため 治具等を使って同じ位置の繰返しを行う必要がない場合は、必ずしも必要ではありません。
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