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エディター画面のツール機能に回転軸変換を追加しました(有料オプション)
この機能は、任意の軸データ(XまたはY)を回転軸のデータに変換します。

又、回転軸の送り速度はdeg/min、XYはmm/minのため、回転軸の送り速度が一定ではなくなりますが
この変換機能を使えば、指定した直径より送り速度を換算してXY平面時とほぼ同等の送り速度が保たれ
滑らかな加工が可能となります。

<使用方法>
1: ツール→回転軸変換を選択して設定画面を表示します

2: 各設定値を入力して実行します

外周直径:元データを、指定した直径上に貼り付けた形状になるよう値を指定します(ワークの直径)

開始相位角度:回転軸の開始角度をオフセットできます(-360〜360度)

円弧分割係数:XY平面の円弧補間はそのまま円弧では出力できない為、直線に分割する際の角度を指定します
          (これにより円図形を円筒状に貼り付けた形状も加工可能になります)

出力アドレス:変換後のアドレスを指定します(A〜C、U〜W)

変換軸:変換元の軸アドレスを指定します

3:変換後はアドレスと値が計算されて、円弧データは直線に分割されます。

※ 専用ソフトだから出来る機能
通常軸(XYZ)の送り速度はmm/minですが、回転軸の送り速度はdeg/minのため
座標値を変換しただけでは、加工の際の送り速度はワーク直径により変動が多くくなります。
AIONの回転軸変換機能では、指定した展開直径から実際の送り速度を計算して
送り速度を一定に保つ機能が組み込まれています。(Ver.1.012以降)

[変換前]
G90G00X0Y0Z10.
G01Z0F100   ←F100指定の場合
G01X10.Y10.
X20.
X30.Y0
G00Z10.
M30

[φ60で変換後]
G90G00X0A0Z10.Y0
G01Z0F100
G01X10.A19.099F191 ←A軸移動は換算
X20.F100      ←単独移動は元の速度
X30.A0F191
G00Z10.
M30

<パス解析>

パス画面に反映する為には、解析条件で回転軸モードを指定します
(上記の変換操作を行った場合は、同期しています)

パス描画では指定した軸を使って回転表示しますので、通常の3軸(XYZ)表示とは併用できません。
「回転軸モード解析を有効にする」の項目は、必要に応じて都度切り替えてください。

 ←パス画面で表示した図
 
←加工の様子

↓ AIONの平面+断面加工で作成したデータを回転軸変換したサンプル

注意:
この機能は変換、パス表示共に、指定したXまたはY軸の値を変換し表示するもので
XY移動及び回転軸の割り出しには対応していません。
(例えば面削加工や穴あけを行い、180度割出しで2面加工を行う等)

パス画面の回転軸モードでは、アドレス表示と時間計算はXY平面上の値となります。
又、工具径表示やマーカー表示には対応していませんので、各項目のチェックを外してください。

この機能はエディターのツールに含まれており、スタンダード版では使用できません。

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