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レール+断面図形は、レール図形(直線又は円弧の集合)と
断面図形を指定して2.5次元の加工を行う機能で
1本〜3本のレールと1つの断面図形を指定でき
多彩な展開方法と、往復、1方向、荒取りの加工パターンが選択できます
展開方法 |
説明 |
1レール(レール沿い) | 1レールと断面図形を指定してレール沿いに展開します 平面+断面と同じですが往復の加工が可能です ![]() |
1レール(断面沿い) |
1レールと断面図形を指定して断面沿いに展開します |
2レール | 2レールと断面図形を指定して断面沿いに展開します![]() |
2レール(Z伸縮OFF) | 2レールで断面図形の高さを変化させずに展開します![]() |
3レール(合成) | 2レールにZ方向の展開方法を変化させます (3レール目の高さの変化を合成するものです) ![]() |
3レール(追従) | 他のパターンでは1レール目のZ値は一定ですが 3レール目の高さの変化に合わせて、Z値を変化させます ![]() |
その他のレール+断面加工で作成した加工例
<2レールを使用したドーム型形状の作成例>
2レールの場合はCADの作図で図形要素数を一致させる必要があります
下図では外周の連続図形が8個のため、内周の円図形を8等分しています
※認識しやすいように色分けしていますが、実際には必要ありません
※@〜CはCAM操作のクリック順序です
断面図形の作図は曲線を使用しますが、CAMでは曲線の処理が出来ないため
予め、直線で作図するように設定しておきます。
次にCAMのレール断面設定で2レール(Z伸縮OFF)を選択します
CAM画面で最初の画像の順序で図形をクリックします
@断面図形の頂点と一致する方のレール図形
A2本目のレール図形
B断面図形の頂点
C断面図形の展開方向
※@とAのクリック位置は進行方向を考慮して同じ向きの端点側をクリックしてください
(進行方向が逆転する端点をクリックした場合はオーバーラップして正しく出力しません)
※Bも同様に進行方向を判断しますので必ず@のレール図形と一致する側をクリックしてください
出力結果 →
※断面図形は円弧でも可能ですが条件(2レール間の距離と断面円弧の半径)によっては
正しく出力できない場合もありますので、その際は曲線(直線変換使用)を指定してください。